大阪市のプレミアム商品券、発行予定の約1.7倍の応募
大阪市が新型コロナウイルスの影響で経営が厳しい小売店などを支援するために発行するプレミアム付き商品券への購入希望が殺到し、申し込み締め切りの2日までに発行予定数の約1.7倍である約295万口の応募があった。発行予定数は約176万口で、抽選で購入者を決める。
大阪市は関連費用として補正予算で約66億円を計上、財源には財政調整基金を活用する。大阪市の松井一郎市長は同日、記者団に対して「物価が上がるなかで皆さんの期待も大きい」と強調。市は発行口数の追加などを検討する。商品券は市内の対象店舗で使用可能で、1口を1万円で買うと1万3千円分の買い物ができる。応募は市内居住者が約8割の約234万口を占め、市外居住者からの応募も約61万口あった。