任天堂、Switchの販売Wii超え 3月期純利益4000億円

任天堂は3日、2022年3月期の連結純利益が前期比17%減の4000億円になる見通しだと発表した。従来予想は3500億円だった。主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けのソフト販売が堅調なほか、円安が下支えする。21年末までのスイッチの累計販売は1億354万台と、据え置き機として歴代最高だった「Wii」(累計販売は1億163万台)を超えた。
売上高は6%減の1兆6500億円と従来予想(1兆6000億円)から上方修正した。ただ、22年3月期のスイッチの販売台数は2300万台と、従来予想の2400万台から下方修正した。
同日発表した21年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比6%減の1兆3202億円、純利益は2%減の3673億円だった。