住民出資で株式会社、関西にも広がる「小さな拠点」
データで読む地域再生
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人口減少が進む日本の各地方で、地域社会の機能維持や行政の効率化を狙った創生拠点(小さな拠点)が広がっている。関西6府県の中山間地の創生拠点の数は2021年度に、兵庫県が80と全国で4番目に多い。財政難に苦しむ行政だけでなく、地元の人々の挑戦や創意工夫が人口減少社会を支えている。
兵庫県中央に位置する神河町。人口減少著しい長谷地区の約300世帯が出資して立ち上げた株式会社の長谷がコミュニティーの維...

人口減少、産業活性化など課題解決に取り組む地域の姿を「データで読む地域再生」として掲載しています。これまでのテーマはこちら