味の素、うま味データで変革 がん予防など医療に生かす
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味の素はうま味調味料の主成分のアミノ酸を核に事業変革を急ぐ。食品で蓄えたデータを生かし、認知症やがんの予防などヘルスケア分野を開拓する。大量生産・大量消費型の食品ビジネスは曲がり角を迎え、個人に合った食の提供も目指す。創業から培ってきたデータで企業の姿を変える。
人の体のたんぱく質は20種類のアミノ酸でできている。味の素は1909年に発売したうま味調味料「味の素」からアミノ酸の研究を進めてきた。...
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。 2020年からはDX銘柄の選定が始まり注目度も高まっています。様々な企業がDXを実践し失敗と成功を重ねてきました。 このコラムでは、いま注目すべき企業によるDXの推進事例をお伝えします。