スシロー、10月の既存店売上高19%減 値上げで客数減る
回転ずし「スシロー」を運営するFOOD&LIFE COMPANIESは2日、スシローの10月の既存店売上高が前年同月比19%減になったと発表した。10月から始まった1皿の最低価格の値上げの影響で、客単価は2%増えたが、客数が20%減となった。
スシローでは円安や原材料価格、輸送費の上昇などを背景に、10月から郊外型の店舗では1皿の最低価格を110円から120円に引き上げた。回転ずしチェーン店の顧客はファミリー層が多く、食品や生活用品の値上げが相次ぐ中で節約志向も加速しており、客離れが懸念されていた。