ロック・フィールド、純利益34%減に下方修正
総菜大手のロック・フィールドは2日、2023年4月期の連結純利益が前期比34%減の9億500万円になる見通しだと発表した。従来は14億円と微増益を見込んでいたが、一転減益予想となる。原材料価格や電気・ガス代の高騰が響いた。
同社は22年秋以降、2度にわたり一部の商品を値上げしたほか、商品数を集約することで収益改善を図ってきたが、肉やホタテ、エビなどの輸入原材料や光熱費の上昇をカバーできなかった。ただ来店客数は回復傾向で、売上高は前期比6%増の497億円になる見通しで、従来予想から4億6900万円引き上げた。
同日発表した22年5月〜23年1月期の連結決算は純利益が前年同期比36%減の8億7600万円、売上高が6%増の380億円だった。
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