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ソフトバンク、容量2倍の次世代電池 米新興と共同開発

ソフトバンクは2日、米スタートアップのエンパワー・グリーンテックと共同で、同じ重さのリチウムイオン電池の約2倍に電気容量を増やした次世代電池を開発したと発表した。主流の黒鉛ではなくリチウムを負極に使ったリチウム金属電池で、1キログラムあたりの容量は約520ワット時。ドローンや計画中の「空飛ぶ通信基地局」向けに2023年の実用化を目指す。

3月に発表したリチウム金属電池の容量は同じ重さのリチウムイオン電池より7〜8割多かった。集電体と呼ぶ箔など部材を軽くし、さらに2割増やした。体積あたりのエネルギー密度も1リットルあたり1100ワット時にのぼる。ソフトバンク子会社で開発している、通信基地局となる無人飛行機への搭載を探る。電池の他社への供給も検討し、生産は外部に委託する。

リチウム金属電池は高容量の次世代電池として研究が進むが、充放電を繰り返すと化学反応のむらによりショートして発火する恐れがある。エンパワーが独自開発した電解液などを使い寿命を延ばした。エンパワーは19年にノーベル賞を受賞した電池研究者、米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授らと次世代電池を共同研究している。

ソフトバンクは18年に電池開発に乗り出した。6月には電池検査装置を手がけるエスペックと組み、宇都宮市に次世代電池の性能を検査する施設を設けた。住友化学や東京工業大学とは全固体電池向けの正極材を開発中だ。次世代通信規格「6G」を見すえ、スタートアップなどと連携し電池技術を蓄積する。

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