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島津製作所と塩野義製薬、下水PCR検査で提携

島津製作所は5月から施設単位での下水PCRサービスを始めている

島津製作所塩野義製薬は2日、下水を使った新型コロナウイルスの監視業務で提携したと発表した。排せつ物が含まれる下水をPCR検査し、施設や街区における感染者の有無を確認する。下水検査の普及を目指し、両社で共同事業体を設ける方針だ。提携により、幅広く新型コロナの感染状況を捕捉する体制づくりを目指す。

具体的な連携の内容は今後検討していく。島津は5月から高齢者施設や学校などの下水から新型コロナ感染者の有無を調べるサービスを始めた。塩野義は大阪府内にある下水処理場でPCR検査の分析を進め、6月中にも自治体や施設向けの分析サービスを始める計画だ。

新型コロナの感染は症状が出た後に判断するのが主流だ。排せつ物を使った検査では発症前からウイルスの検出が可能とされ、自治体などが早めに感染予防の対策を取るのに役立つ。一度に広域の感染者の有無を確認できる利点もある。

両社は新型コロナ以外の感染症対策でも協力する。塩野義は抗インフルエンザ薬など感染症の治療薬に強みを持つ。島津は様々な分析装置を開発、販売する。ノウハウを組み合わせて、ほかの感染症の拡大も防ぐ。米国やオランダでは定期的な施設や都市の下水モニタリングが、流行状況の早期の検知などに活用されているという。

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