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関西電力の高浜原発4号機、停止原因は電気的故障か

関西電力は1日、高浜原子力発電所4号機(福井県高浜町)が1月末に自動停止した問題について、制御棒の駆動装置で電気的な故障が起きた可能性があると発表した。核反応を調整する制御棒は電磁力で動かしているが、なんらかの原因で電流が下がり、制御棒の一部が原子炉に挿入された可能性があるという。装置内のケーブルやコイルなどを今後調査するとしている。調査完了や再稼働の時期については、引き続き未定とした。

原発は制御棒を原子炉から抜いたり中に入れ込んだりして中性子の数をコントロールし、核分裂を一定状態に制御する仕組みだ。高浜原発4号機では48本ある制御棒を動かす駆動装置の一部に不具合があった可能性があるとしてきた。これまで駆動装置の制御盤に原因があるとみて調査をメーカーに依頼していた。制御盤で異常は見つからなかった。

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