関経連、女将の会と意見交換 万博来場者の広域周遊で

関西経済連合会は、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた機運醸成の一環で兵庫県旅館ホテル生活衛生同業組合「女将の会」と大阪市内で意見交換会を開いた。淡路島や有馬温泉、城崎温泉などの有名旅館・ホテルの女将たちが参加。開催準備の状況や来場者の広域周遊などに向けた取り組みについて説明を受けた。女将の会の木下圭子会長(ホテルニューアワジ女将)は「万博が(一過性の)ブームではなく、地域が潤う起爆剤になれば」と期待を示した。
関経連の松本正義会長は「開幕まで900日を切り、各パビリオンの企画設計など具体的に様々な準備が進められている」などと現状を説明、「女将の強力な発信力で、万博の情報発信にご協力いただきたい」と述べた。