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パナソニック、ガス発電の廃熱で空調 電力不足に対応

パナソニックは1日、ガス発電機と廃熱を利用して動く空調機器をセットにして販売する事業を始めると発表した。エネルギー効率を高められ、電力に頼らずに冷暖房に利用できるのが特徴。環境対応を進めたい中規模工場や停電時も空調を稼働する必要のある病院・公共施設などに提案する。2030年度をメドに700億円の事業売上高を目指す。

水が蒸発する時の気化熱などを利用する「吸収冷温水機」と呼ばれる同社製の空調機器と、川崎重工業など他社が製造する事業所向けガス発電機を組み合わせ、「Re廃熱」のサービス名で提案する。廃熱を活用して冷暖房するため、発電機だけを使う場合に比べてエネルギー効率を高められる。空調機器を製造する群馬県大泉町のパナソニックの工場に試験導入したところ、年間のエネルギー消費費用を23%減らす効果があったという。

同社はこれまでも吸収冷温水機を製造・販売してきたが、廃熱を活用した機器利用は提案していなかった。一方、ガス発電機は廃熱をお湯にして活用する場合が多く、空調と組み合わせる事例はほとんどなかった。今後はガス発電機メーカーやガス会社とも連携し、業務用空調事業の収益の柱に育てる。

同社の業務用空調ビジネスユニットの小松原宏ユニット長は「電力需給が逼迫する昨今の課題に対応できる。BCP(事業継続計画)や省エネルギー対応も訴求したい」と話す。

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