/

キーエンス、一時2%安 業績堅調でも割高感に嫌気

銘柄診断

(更新)

1日の東京株式市場でキーエンス株が4日続落し、一時前日比1100円(2%)安の4万5280円まで下落した。米国の金利上昇を受け、割高なハイテク株の売りが広がっている。業績見通しが堅調なキーエンスも売りを浴びせられている格好だ。

終値は770円(2%)安の4万5610円と年初から38%下落した。同業のファナック(15%安)や安川電機(25%安)より下落率が大きい。

米連邦準備理事会(FRB)は6月に0.75%の利上げを決めるなど、金融引き締めを加速している。岡三証券の諸田利春氏は「米国での利上げが進み、高PER(株価収益率)の銘柄は買いを入れる動きが弱い」と話す。キーエンスの予想PERは1月初旬の約60倍から32.4倍まで低下したが、ファナック(24.2倍)や安川電機(21.3倍)と比べるとまだ割高だ。

一方で業績は堅調であり、6月27日時点の市場予想平均(QUICKコンセンサス)では2023年3月期の連結純利益は前期比15%増の3482億円の見通し。国内外の工場の生産ライン自動化に使うセンサーや計測器が伸びる。半導体不足などの供給網の混乱が続くが、短納期を強みにシェアを拡大している。

国内外で工場の省人化や自動化への設備投資需要の底堅さは継続されるとみられる。みずほ証券の田中健士氏は「強いビジネスモデルで成長を続けており、足元の株安は中長期の観点でみると、積み増しの機会になる」と指摘する。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン