愛知の東レ・デュポン工場でCO中毒か 男性4人が搬送
(更新)
31日午後1時55分ごろ、愛知県東海市新宝町にある「東レ・デュポン」の工場で「事故があった」と119番があり、40~60代の男性4人が病院に搬送された。東海市消防本部などによると、このうち50代男性が一時意識不明となった。一酸化炭素(CO)中毒の疑いがあり、県警などが詳しい状況を調べている。
同社などによると、現場は東海事業場の中にあるカプトン第2工場。4人は屋外で排気設備を清掃していた。同社の担当者は報道陣の取材に「大きな事故を起こしてしまい、大変申し訳ない」と陳謝した。
東レ・デュポンは東レと米デュポンが出資して設立。カプトン第2工場では、パソコンやスマートフォンに使用される耐熱性のフィルムなどを製造している。〔共同〕
関連企業・業界
企業: