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新たに217柱を納骨 千鳥ケ淵戦没者墓苑

第2次世界大戦中に海外などで亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する厚生労働省主催の拝礼式が30日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続中止となっていたため3年ぶりの開催。今年の新たな納骨は217柱で、これまで納められた遺骨と合わせると37万269柱になる。

式典には、秋篠宮ご夫妻や遺族代表ら計約140人が参列。後藤茂之厚労相の式辞を古賀篤副大臣が代読し「なお多くの戦没者がふるさとに戻ることなく各地に眠っている。遺骨が一日も早く戻られるよう全力を尽くす」と述べた。

遺族として参列した埼玉県小川町の男性(88)は「亡くなった父をしのんで毎年参加している。二度と戦争が起こらないようにしてほしい」と話した。

217柱の遺骨は、ロシアやマーシャル諸島などで収容されたが、身元が分からず遺族に引き渡すことができなかった。〔共同〕

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