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五輪期間、終電繰り下げ 山手線は午前2時ごろまで

(更新)

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会と東京都は30日、五輪期間中に繰り下げ運転を行う鉄道各線の終電時刻を発表した。午後11時半など終了時間が深夜まで及ぶ競技もあり、観客らがスムーズに帰宅できるようにする。会場周辺の一部路線では増発する。

首都圏を中心に16事業者54路線で終電を繰り下げる。新型コロナウイルス対策として観客が減少するため当初計画を見直し、つくばエクスプレスなど5路線では繰り下げを見送った。

JR東日本の21路線を含む首都圏の多くの路線は7月23日~8月8日まで特別ダイヤとなる。山手線は全区間で午前2時ごろまで運行する。平日では池袋発の外回りで午前1時50分ごろ、大崎発池袋行きの内回りで午前1時半ごろに終電が出発する。

中央線快速は東京発の下りで午前1時半ごろ、高尾発東京行きで午前0時50分の発車となる。埼京線は新宿発の下りが午前1時を予定している。

東京メトロでも有楽町線の増発に加え、丸ノ内線や銀座線で終電を繰り下げる。平日の丸ノ内線では荻窪発池袋行きの終電が午前0時40分ごろ。銀座線では渋谷発浅草行きが午前1時ごろまで運行する。

国立競技場の開閉会式や有明アリーナ(東京・江東)のバレーボールなどで終了時刻が午後11時以降になる見込み。時間差退場などで最寄り駅への移動にも時間がかかることが見込まれ、組織委と都が終電時間のダイヤ変更を要請していた。

地方会場でも夜間に臨時列車を運行する。サッカーの札幌ドーム(札幌市)とカシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)、宮城スタジアム(宮城県利府町)でも終了時刻が午後10時以降となるため、JRや札幌市営地下鉄などで終電を繰り下げる。

首都圏の詳細など終電時間の概要は組織委のホームページ(https://olympics.com/tokyo-2020/ja/games/transportation-operation/)で紹介している。

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