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知床沖遭難、海底で発見の観光船の写真公開 海保

(更新)

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が遭難した事故で、海上保安庁は29日、水深約120メートルの海底で発見したカズワンの写真を公開した。海上自衛隊の掃海艇が水中カメラで撮影したもので、船名の表記や船体の色が一致している。

船舶が沈没し燃料の流出など海洋汚染の恐れがある場合、海保は海洋汚染防止法に基づき船の所有者に引き揚げを命じることができる。民間のサルベージ企業が委託を受け、クレーン船の規模などを判断する。作業は天候にも左右され、現時点で引き揚げに要する日数などは見通せていない。

海保によると、引き揚げ作業の前には船体が海底の水圧にどの程度耐えられるかを検証する必要がある。船体の強度が弱まっていると作業の過程で破損する可能性があり、船体を水中で補修することも検討するという。

作業には現場海域の地形も影響する。海保によると陸地から300~400メートルの海底は比較的緩やかな傾斜だが、それより離れると深さ100メートルほどのすり鉢状の大きな穴がある地点もある。船体が岩礁に当たらないよう慎重な作業が求められる

事故ではこれまでに14人が死亡、12人が行方不明となった。28日に死亡が確認された3人は遭難現場とは知床半島を挟み反対側の羅臼町側の海域で発見された。海保などは残る不明者の捜索を急いでいる。

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