北京五輪、選手団19人が陽性 1日で最多
【北京=秦明日香】北京五輪・パラリンピック大会組織委員会は29日、中国に28日到着した選手団のうち、空港での新型コロナウイルス検査で19人の陽性が判明したと発表した。入国直後の検査では1日あたりで最多。選手団以外では10人が陽性と判定された。
28日には選手団736人と関係者682人の計1418人が入国した。組織委は29日の記者会見で、2月4日の開幕に向け入国者が増えるにつれ陽性例が増加するのは当然とし「(外部との接触を遮断する)『バブル』内で感染が広がらないよう阻止できている。運営はうまくいっている」と強調した。
4~28日の五輪関係者の入国者は累計7146人で、空港で118人の感染が明らかになった。バブル内で全員に毎日課すPCR検査は約61万件となり、59人の陽性が判明している。

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