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元日興証券社員有罪確定へ インサイダー取引

最高裁第3小法廷(渡辺恵理子裁判長)は、公表前の株式公開買い付け(TOB)情報を知人に伝えインサイダー取引に関与したとして、金融商品取引法違反罪に問われた元SMBC日興証券社員、鈴木直也被告(33)の上告を棄却する決定をした。25日付。懲役2年、執行猶予3年、罰金200万円とした一、二審判決が確定する。

判決によると、2016年7月、オフィス家具大手イトーキが子会社ダルトンにTOBをするとの情報を知人の男性=同罪で有罪確定=に伝えた。男性はダルトン株29万6千株を約5326万円で買い付けた。

弁護側は「知識と推論でTOBの可能性が高いと判断した。日常的に株式市場の情報を分析する証券会社の社員にとって、処罰範囲が不明確だ」と無罪を主張していた。

第3小法廷は決定理由で、同じ部屋で勤務していた同僚が不注意で口にしたイトーキの社名と、内部資料の閲覧を組み合わせることでTOBを知ったとして「自らの調査で子会社を特定したとしても、金商法違反に当たるのは明らかだ」と指摘した。〔共同〕

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