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知人男性に硫酸、実刑判決 東京地裁「危険で悪質」

東京都港区の東京メトロ南北線白金高輪駅で2021年8月、知人男性に硫酸をかけて重傷を負わせたとして傷害罪などに問われた花森弘卓被告(26)に、東京地裁は28日、「極めて危険で悪質だ」として、懲役3年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

被告は男性と琉球大で一緒のサークルに所属し、後に静岡大へ編入した。野村賢裁判長は判決理由で、過去に男性らからばかにされたり、危害を加えられそうになったりしたとの記憶から、狙われていると思い込み不安になったと説明。自閉スペクトラム症による影響を認めた上で「硫酸を濃縮して周到に準備するなど、強固な意志に基づき計画した」と指摘した。

被告は22年9月の初公判で起訴内容を認めた。

判決によると、21年8月24日午後9時過ぎ、白金高輪駅の上りエスカレーターで男性に硫酸をかけて顔などにやけどを負わせ、両目の角膜損傷により後遺症を伴う約3カ月のけがを負わせるなどした。〔共同〕

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