宮内庁長官「発信のあり方研究」 眞子さん「中傷」巡り

秋篠宮家の長女、小室眞子さん(30)と圭さん(30)の結婚を巡り、SNS(交流サイト)などで誹謗(ひぼう)中傷が拡散したことを受け、宮内庁の西村泰彦長官は28日の定例記者会見で、「時代の変化に伴ってどういう情報発信のあり方がふさわしいのか、今後研究していきたい」と述べた。

宮内庁はこれまで、皇室の活動に関する広報や一部報道に対する反論はホームページ上で行ってきたが、SNSは活用していない。宮内庁としての情報発信のあり方を問われた西村氏は、こうした現状について「不十分だという声もある」と認めた。
ネット中傷に関しては「(一般論として)事実と異なる情報が書き込まれ非常に問題になっている。政府の取り組みの推移を見守りたい」と述べるにとどめた。
小室夫妻の結婚を巡っては、婚約内定後の2017年末に圭さんの母親に関する金銭トラブルが報じられたのがきっかけとなり、週刊誌報道が過熱。インターネットや雑誌を中心に批判や中傷が相次いだが、宮内庁は秋篠宮さまの意向も受けて「一つ一つに反論するとキリがないうえ、反論しない報道については真実と受け取られてしまいかねない」として静観してきた経緯がある。
「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断された眞子さんは26日の結婚記者会見で、「誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられた」と心情を吐露していた。