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「中村医師の姿、今も」 殺害2年を前に追悼会

(更新)

アフガニスタンで2019年12月、福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の現地代表、中村哲さん(当時73)が殺害されてから2年となるのを前に、市内で27日、追悼会が開かれた。参加者が黙とうをささげた他、遺族や現地スタッフらが「中村さんの姿が今も目に焼き付いている」と思いを語った。

長女、秋子さん(41)は、中村さんが在宅時に庭で果樹の世話をしていたことに触れ「今でも麦わら帽子に作業着を着た父の後ろ姿を思い出す」と話した。現地に行く際は毎回「家族をよろしく」と声を掛けていたという。

アフガニスタンは干ばつが進み、多くの人が飢餓の危機にあるといい「優先すべきは人の命。生きていくために必要な支援が滞ってはいけない。父が生きていたら同じことを言うと思う」と訴えた。

現地組織PMS(平和医療団)スタッフもメッセージを寄せ、幹部の一人は「中村先生と働けたことは誇り。先生の愛情や思想はいつもわれわれと共にある」と話した。

追悼会後の記者会見で村上優会長は「まだ喪失感を拭えていない」と涙ぐんだ。イスラム主義組織タリバンが復権した8月以降、会員や支援者が増えているという。「危機が伝わる中で、励ましの声が広がっているとの実感がある」と述べた。〔共同〕

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