トヨタ販売会社罰金50万円 不正車検、個人は不起訴
トヨタ自動車系列の販売店で不正車検が相次いで発覚した問題で、愛知県の豊橋区検は26日、道路運送車両法違反の罪で、法人としての「ネッツトヨタ愛知」(名古屋市昭和区)を略式起訴した。豊橋簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し、同社は即日納付した。
一方、名古屋地検豊橋支部は26日、道路運送車両法違反容疑などで書類送検されていた、ネッツトヨタ愛知の店舗「プラザ豊橋」(愛知県豊橋市)の元副店長ら男性10人を不起訴とした。理由は明らかにしていない。
ネッツトヨタ愛知は「関係者や地域の皆さまにご心配とご迷惑をおかけし、改めて深くおわび申し上げる。再発防止の徹底に全社一丸で取り組む」とのコメントを出した。
プラザ豊橋では2018年12月から21年1月にかけて5158台全ての車検で法令違反があったことが同3月に判明。愛知県警は今年2月、このうち11台について書類送検した。〔共同〕
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