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春の褒章666人・19団体 鶴沢燕三さんら

(更新)
 紫綬褒章に決まり喜びを語る人形浄瑠璃文楽の三味線演奏家、鶴沢燕三さん=共同

政府は2021年春の褒章受章者を28日付で発表した。受章者は666人(うち女性181人)と19団体。29日に発令される。学問や芸術分野で功績を残した人に贈られる紫綬褒章には、人形浄瑠璃文楽三味線演奏家の鶴沢燕三(本名・田中紳一)さん(62)、グラフィックデザイナーの佐藤卓さん(65)らが選ばれた。

紫綬褒章は計18人(うち女性2人)で、音楽評論家の長木誠司さん(63)や、舞踊家の金森穣さん(46)らにも贈られる。元キリンR&D本部飲料技術研究所主任研究員の塩野貴史さん(42)は、今回の褒章で最年少だった。学問分野では元東芝メディカルシステムズ技監の宮崎美津恵さん(64)、東京工業大名誉教授の西森秀稔さん(66)も受章した。

危険を顧みず人命救助に尽くした人を顕彰する紅綬褒章は4人(うち女性1人)で、駅で線路に転落した女性を救おうとした横浜市の吉野修司さん(70)ら3人と、住宅火災に巻き込まれた2人を助けようとした大阪市の浅井信義さん(46)に決まった。

社会奉仕活動をたたえる緑綬褒章は14人(うち女性13人)と19団体が選ばれた。1992年から高齢者施設のシーツ交換などの奉仕活動に当たった岐阜県大垣市のボランティアグループ「すぃとぴー」や、87年から食育を推進する奉仕活動に取り組んでいる群馬県高崎市の田村正子さん(67)らに贈られる。

その道一筋に励んだ人を対象とする黄綬褒章は205人(うち女性9人)。東京都のレストランオーナーシェフ片岡護さん(72)はイタリア料理の発展、普及に貢献し、宮城県栗原市の大場勝雄さん(68)は、造園工事技術の向上に努めた。

公共の利益に貢献した人への藍綬褒章は425人(うち女性156人)。児童養護施設長の札幌市の秦直樹さん(55)や、雇用主として刑務所出所者を積極的に雇った岩手県花巻市の大久保義幸さん(82)らに決まった。

新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、天皇陛下と受章者との面会は、昨年春と秋の褒章に続いて見送られる方向だ。〔共同〕

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