湯湾岳の立ち入り規制開始 保全と利用、両立目指す - 日本経済新聞
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湯湾岳の立ち入り規制開始 保全と利用、両立目指す

世界自然遺産に登録されている鹿児島県奄美大島の湯湾岳(694メートル)で、希少植物を守るため、柵を設置して山頂区域への立ち入りを禁止する試みが始まった。付近には展望台も完成。環境省は保全と利用の両立を目指している。

湯湾岳は奄美大島以南の琉球列島で最高峰。奄美群島国立公園の特別保護地区に指定され、7合目以上の頂上一帯にリュウキュウミヤマシキミなどの珍しい植物が群生する。

試行ルールは山頂区域に設定した保全ゾーンへの立ち入りを規制した。また、大和村側と宇検村側からの登山道や山頂付近のほこらがある広場周辺でも動植物の採集や外来種の持ち込みを禁じた。

25日、展望台のお披露目会が開かれた。テープカットした大和村の伊集院幼村長は「両村の観光の目玉となり発展に寄与すると思う」、宇検村の元山公知村長は「山頂で得た感動を持ち帰り、奄美のファンが増えることを期待する」と喜んだ。〔共同〕

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