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不自由展、許可取り消し 大阪「安全確保が困難」

大阪市の大阪府立労働センター「エル・おおさか」で7月16~18日に開催予定だった「表現の不自由展かんさい」を巡り、センター側は26日までに、抗議が相次いで利用者らの安全が確保できないとして、利用許可を取り消した。主催する実行委員会にも伝えた。

実行委はセンター側から説明を受けたが、「残念で承服しがたい」と表明。今後の方針は未定だが、法的措置も検討するとした。センターの指定管理者の主要組織である大阪労働協会によると、事前に大阪府に連絡した上で取り消しを決めた。

協会によると、3月上旬に申請があり、利用許可を出した。6月中旬に開催が公表されて以降、センターに「中止すべきだ」といった抗議の電話やメールなどが約70件あった。玄関前で大音量の抗議活動も行われたという。

施設は会議場としても利用され、敷地内には保育所もある。協会は「センターの管理に支障がある」として取り消しを決めた。利用許可の取り消しは異例で、「苦渋の判断」としている。

展示は関西の市民有志による実行委員会が主催。愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で抗議が殺到し、中断された企画展「表現の不自由展・その後」の作品を展示予定だった。

25日から東京でも開催予定だったが、街宣車の抗議を受け、会場の移転先確保のめどが立たないとして開催延期を24日に発表したばかり。〔共同〕

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