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犠牲9人追悼の慰霊碑 群馬防災ヘリ墜落3年

建立された慰霊碑に献花する参列者(25日午前、群馬県中之条町)=共同

2018年8月に群馬県の防災ヘリコプターが同県中之条町の山中に墜落、乗員の消防隊員ら9人が死亡した事故から3年が経過し、県などが25日に追悼式を開いた。遺族や県、運航委託先だった航空会社の関係者ら約50人が参列して1分間の黙とうをささげ、新たに建立された慰霊碑の前に献花した。

追悼式は8月に行う予定だったが、台風の影響で延期された。

追悼の辞で山本一太知事は「二度とこのような事故を起こさぬよう、防災航空体制の再整備に全力を尽くす」と述べた。

亡くなった吾妻広域消防本部の田村研さん(当時47)の父、富司さん(80)は「どんなに月日が流れようとも、最愛の家族を失ったつらさは一生忘れることはない。私たちのような家族が二度と出ないことを、悲惨な事故を繰り返さないことを願っている」と話した。

県は当初、慰霊碑を前橋市の消防学校にのみ建立する方針だったが、遺族から墜落現場近くを望む声があり、中之条町の峠にも建てることを決めた。今年7月末に2カ所の慰霊碑が完成。犠牲者の名前が刻まれ、再発防止への誓いなどが記された。9月25日午後には消防学校でも式典が開かれる。

事故は18年8月10日に発生。登山道の視察をしていた防災ヘリ「はるな」が山中に墜落し、県防災航空隊と吾妻広域消防本部の職員の計9人が死亡した。今年9月8日に就航した後継機は、前の機体になかったフライトレコーダーやボイスレコーダー、自動操縦装置などを備えた。〔共同〕

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