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知床観光船遭難、子ども1人死亡確認 計11人に

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北海道・知床半島沖のオホーツク海で観光船が遭難した事故で、第1管区海上保安本部は25日、新たに子ども1人を発見、死亡を確認したと発表した。24日夜、知床岬の東側の海域で捜索中の船が見つけ、搬送時に意識はなかった。発見されたのは計11人となった。

海上保安庁などは25日も現場海域を捜索している。子どもが見つかったのは知床岬の先端から東に約14キロの海上だった。1管によると、風や潮の流れで漂流したとみられるという。

遭難したのは運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)の観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」で、乗客乗員は26人だった。24日までに10人の死亡が確認されていた。海保は業務上過失致死や業務上過失往来危険容疑を視野に捜査する方針という。

国土交通省は沈没した可能性があるとみて海底を探索するソナーも導入した。海保からの災害派遣要請を受けた自衛隊の航空機や護衛艦も加わり、知床岬先端を中心に半径約18キロの範囲を重点的に、残る15人の捜索を急ぐ。

船は23日午後、斜里町ウトロの港から北東約27キロの「カシュニの滝」付近を航行中に連絡が取れなくなった。24日までに死亡が確認された10人の多くは、さらに北方に約14キロ離れた知床岬先端の海上や岩場で発見された。船に積まれていたとみられる救命具も見つかった。

事故を受け、国交省は24日から、会社に対し安全管理規程通りに運航していたかなどを調べる特別監査を始めた。運輸安全委員会の船舶事故調査官3人も現地入りし、事故原因を調べる。

事故発生当時、現場周辺の北海道網走地方には強風注意報と波浪注意報が出ていた。気象庁は25日にかけて知床半島沖の海上の風はやや強く、波もやや高いとの見通しを示している。

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