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「沈む」 無線から緊迫の声、最初の通報は同業他社

北海道・知床半島沿いで観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が23日午後に不明となった海難事故。最初に海上保安庁に異常を通報したのは、カズワンと運行会社のやりとりを無線で聞いていた別の観光船会社だった。

運航会社「知床遊覧船」のカズワンが知床半島の先端を巡り、定刻通りなら北海道斜里町ウトロに帰港予定の23日午後1時13分ごろ、同業者の「ゴジラ岩観光」事務所にいた男性のアマチュア無線から「沈む」という緊迫した声が聞こえてきた。

男性はすぐに海上保安庁へ情報提供。カズワンから第1管区海上保安本部に118番通報があったのはその直後だった。

斜里町では23日朝から波浪注意報が出ていた。カズワンの出航前、同業他社の船長は「きょうはやめておいたほうがいい」と助言したという。知床遊覧船の元甲板員の男性も午後から海がしけるとみて、カズワンの船長に「気をつけろよ」と声をかけた。

答えは「分かった」といつもと変わらない様子だったというが、男性は「寡黙で仕事熱心だった。もっと強く言っておくべきだったかも」と唇をかむ。

118番通報があった直後の1時15分ごろ、午後に乗船予定だった人に運航会社から「きょうは波が高いため出航できなくなりました」と連絡があったという。集合の15分前だった。〔共同〕

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