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G7サミット広島で 被爆者ら「平和への思い感じて」

主要7カ国首脳会議(G7サミット)の広島開催について、被爆者や市民は23日、世界に核兵器廃絶を訴える格好の機会と歓迎した。「平和への思いを感じて」。同じく被爆地の長崎からは各国首脳の訪問を求める声が上がった。

広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長はロシアのウクライナ侵攻が続く現状に触れ「被爆地で開催される意義は大きい」と評価。一方で岸田文雄首相とバイデン米大統領が米国の核兵器と通常戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」強化で一致したのを受け、「軍事力で対決しても何も解決しない。対話を重ねる外交を重視してほしい」とも話した。

広島市の中心部では広島サミットを報じる新聞号外が配られ、受け取った同市の主婦は「戦争を国益のために利用しないよう議論し、被爆地の平和に対する熱い思いを感じてほしい」と望んだ。

「各国首脳が被爆者と話をする時間を設けて」と注文するのは、長崎原爆被災者協議会の田中重光会長。「核兵器と人間は共存できず、もし使用されたら人類の滅亡につながる。『核なき安全保障』を真剣に考えてほしい」と訴えた。

2016年に当時のオバマ米大統領が現職として初めて広島を訪問したが、長崎には行かなかった。長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は「被爆地開催は良いことだ」と理解を示しつつ「『長崎を最後の被爆地に』との思いを込め、ここで開いてほしかった」と語った。〔共同〕

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