「日経スマートクリップ」不正アクセス、情報流出の恐れ
日本経済新聞社は23日、新聞記事クリッピングサービス「日経スマートクリップ」で利用するサーバーが不正にアクセスされ、顧客企業の個人情報の一部が流出したおそれがあると発表した。同社は個人情報保護委員会に被害を報告した。
子会社の日経メディアマーケティングが契約するホスティングサーバーが不正アクセスされた。14日に判明し、社内調査を進めていた。発覚後、サーバーを外部から遮断するなどの対策を実施した。
流出したおそれがあるのは、顧客企業の一部利用者266人のメールアドレスなどの個人情報。一部の利用者は氏名やユーザーIDなどを含み、被害の内容や範囲などの特定を進めている。
日本経済新聞社広報室は「多くの関係先にご迷惑とご心配をおかけすることを深くおわび申し上げます。関係機関と連携しながら対応を進めるとともに、情報管理の徹底に努めてまいります」とコメントした。
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