Twitter投稿削除、ルール曖昧 長期間の閲覧想定せず
最高裁、利用実態を重視
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最高裁は24日、逮捕歴に関するツイッター投稿の削除を命じる判決を言い渡した。従来の司法判断と同様、個別事例の検討に終始し、新たな基準は示されなかった。インターネットを通じて知られたくない情報が拡散されるケースは増えている。一方で、安易な削除を認めれば社会の公益が制約される。時間が経過した個人情報の削除を認める「忘れられる権利」が欧州で明文化されるなか、日本では模索が続く。
司法判断は従来、犯罪発...