/

首相に6人の即時任命要求 学術会議総会が声明

日本学術会議は22日、東京都内で2日目となる総会を開き、菅義偉首相による会員候補6人の任命拒否を巡り「即時に任命するよう要求する」とした声明をまとめた。これまで繰り返し6人の任命と詳しい理由の説明を求めてきたが政府側が応じないため、初めて総会の声明という形を取った。

梶田隆章会長は決定に当たり「一段と強い意思の表出にしたい。内容としても一番強くなっている」と強調した。一方で菅政権は要求に応じない姿勢を崩しておらず、問題が解決に向かうかどうか不透明だ。

総会では、在り方の見直しの報告書も大筋でまとめた。役割を果たすためには、国の特別の機関である今の組織形態がふさわしく、変更する積極的理由を見いだすことは困難だとする一方、今後も検討を続けるとの内容。幹事会で文言を最終調整し、政府に提出する。

声明は、任命拒否によって学術会議が法定会員数からの欠員を強いられている一方、菅首相の説明が一切なく「会議の独立性を侵す可能性がある」と厳しく批判。「首相は早急に6人を任命して法定会員数を満たす責務を負っている。任命しなかったことについて、一般的な説明を超えた特段の理由を示す責任がある」とした。

さらに、任命を求める学術会議の方針は国内外の学術団体から広く支持されていると強調した。

6人は昨年10月の会員の半数改選時に任命拒否された。いずれも人文・社会科学分野の「第1部」の会員候補。当面、6人のうち5人は連携会員などとして活動するが、総会には参加できない。総会の会期は23日まで。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン