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代々木競技場、重文指定へ 文化審議会答申

文化審議会は21日、1964年の東京五輪を象徴する建造物の一つで、丹下健三氏の名建築として知られる代々木競技場(東京・渋谷)など7件を重要文化財に指定するよう萩生田光一文部科学相に答申した。近く答申通り指定され、建造物の重要文化財は2530件(うち国宝228件)となる。代々木競技場は今回の東京五輪・パラリンピックでも会場となる。

代々木競技場は第一体育館と第二体育館が指定される。第一体育館は2つの半円形の屋根を組み合わせた優美な外観が目を引く。第二体育館は円すい状の天井が特徴だ。64年大会では水泳やバスケットボールが行われた。今回はハンドボールの会場となっており、パラリンピックの競技も予定されている。

建築業界を中心に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す動きも出ている。64年完成で、59年の国立西洋美術館本館(東京・台東)を抜いて最も築年数の浅い建造物の重要文化財となる。

答申は昭和初期の木造校舎の典型的な姿のまま現在も小学校として使われている旧西脇尋常高等小学校(兵庫県西脇市)や、今は高島屋東別館となっている旧松坂屋大阪店(大阪市)の指定も求めた。

世界的建築家ル・コルビュジエに師事した前川国男氏設計の木村産業研究所(青森県弘前市)や1874年初点灯の御前埼灯台(静岡県御前崎市)、16世紀後期の建立とされる長命寺三仏堂(滋賀県近江八幡市)なども指定される。

文化審は、豪雪地に発展した宿場町の風情が残る福井県南越前町の今庄宿など3地区の重要伝統的建造物群保存地区選定も答申した。保存地区は計126となる。〔共同〕

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