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施設出身者に支援つなぐ 相談先の専門サイトがオープン

児童養護施設などを巣立った若者向けに、各地で生活の不安などの悩み相談に応じている団体を検索できるサイト「なびんち」が、今年2月にオープンした。さいたま市で若者の自立支援に取り組む一般社団法人「コンパスナビ」のメンバーが相談先となる団体を取材し、関係者が思いを語る動画もアップ。担当者は「情報が必要な若者と、各地にいる支援者の懸け橋になれば」と願う。

サイトは団体が所在する都道府県と「居場所がほしい」「女性の悩み」といった項目を選択すれば、相談先が検索できる仕組み。児童養護施設や乳児院で生活した経験がある若者らのアフターケアに取り組む団体や、パートナーからのドメスティックバイオレンス(DV)・妊娠の悩みに寄り添う団体、高卒認定試験に向けた学習支援に力を入れる団体などを掲載している。

支援団体の一つ、大阪市の「HOMEステーション」は頼れる大人がいない若者への居場所支援や食のサポートに取り組む。代表の福住文子さんは「『ここにいてもいいんだ』と思える空気をつくるようにしている。新型コロナウイルス禍で孤独感が強まることが心配なので、気軽に検索して連絡してほしい」と話す。

5月の時点で全国の約30団体を取材済み。少しずつ掲載する団体を増やし、47都道府県を網羅することが目標だ。

サイトの担当者で、自身も児童養護施設で育ったブローハン聡さんは、「養護施設などの出身者の多くは日常に追われ、自分で相談先を見つけるために立ち止まるのは容易ではない」と指摘。「身近に見守ってくれる大人がいるんだ、と気付くきっかけになれば」と意義を語った。〔共同〕

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