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耶馬渓アーチ橋、重文に 昭和建築の吉野神宮も

文化審議会は20日、現存する石造アーチ橋で最長の耶馬渓橋(大分県中津市)や、昭和初期に整備された近代的な社殿群が特徴の吉野神宮(奈良県吉野町)など8件を重要文化財に指定するよう末松信介文部科学相に答申した。近く答申通り指定され、建造物の重要文化財は2548件(うち国宝229件)となる。

耶馬渓橋は1923年に造られた。国内の観光道路の先駆けとされ、全長約116メートルの8連アーチが渓谷の景観と調和していると評価された。吉野神宮は本殿など29棟の配置や細部の意匠に技巧が凝らされている。

8件には明治期に建設された2基の現役灯台も含まれた。菅島灯台(三重県鳥羽市)は国内に現存するれんがの灯台として最古。清水灯台(静岡市)は国内初の鉄筋コンクリートの灯台として貴重とした。

答申は既に国宝となっている薬師寺東塔(奈良市)や唐招提寺金堂(同市)などについて、修理の際に外されて建物とは別に保存されている部材を、建物に付随する「古材」として国宝に含めることも求めた。〔共同〕

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