不正メール42万件送信 秋田県システムに侵入、他3県も
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秋田県は20日、県と県内市町村で運営するメールシステムに不正アクセスがあり、秋田市を装ったメール約42万件が外部に送信されたと発表した。システムを管理する業者の設定ミスで、外部から侵入できる状態になっていたという。
県によると、青森、福島、新潟各県でも同様の不正送信が確認された。
送信があったのは18日午後4時46分~6時55分ごろ。秋田市を装ったドメインを使っており、件名には「Re」「Hello」などと記されていた。管理を委託された業者が19日、県に連絡した。被害は確認されていない。
不正アクセスがあった4県は同じクラウドサービスを利用。青森では八戸市を装った不正送信が20万件以上、福島では郡山市をかたった送信が約12万7千件あった。
各県は既に対策を講じており、メールにリンクがある場合は開かないように注意を呼び掛けている。〔共同〕
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