デンマーク選手団が来日　秋田でボート事前合宿

東京五輪でボートに出場するデンマーク代表の選手やコーチら14人が20日、羽田空港に到着した。秋田県大潟村に入り、7月18日まで事前合宿する予定。内閣官房の担当者によると、海外の五輪代表の来日は3例目となる。

海外選手団は、ソフトボールのオーストラリア代表が既に群馬県太田市で事前合宿を開始。7月に入ると来日が本格化する。6月は他に、卓球・シンガポール代表が27日に静岡県島田市入りする見通し。

デンマークは、2016年リオデジャネイロ五輪で男子が銀、女子が銅メダルを獲得し、今大会もメダルが期待される強豪。村によると、新型コロナウイルス対策として、選手団の行動範囲は滞在する村内のホテルと練習拠点の大潟漕艇場などに限られ、期間中は毎日、PCR検査を受ける。

当初計画していた住民との直接の交流は取りやめたが、漕艇場での練習を見学できる他、小中学生と選手のオンライン交流が企画されている。

来日2例目となるウガンダ代表選手団は19日午後、成田空港に到着。9人のうち1人が空港のPCR検査で新型コロナ陽性となったため、残る8人が20日、事前合宿地の大阪府泉佐野市に入った。〔共同〕