石川県で震度5強 気象庁「1週間程度、注意を」
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20日午前10時31分ごろ、石川県珠洲市で最大震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源は石川県能登地方で、震源の深さは14キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.0と推定される。この地震による津波の心配はないという。
同庁は「1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意してほしい」とよびかけた。県によると、20日午前11時時点で人的被害は確認されていない。
能登地方では19日午後にも珠洲市で最大震度6弱を観測する地震があり、同庁が余震に警戒を呼びかけていた。同地方では2020年12月から地震活動が活発化しており、地殻変動も確認されている。

JR東日本によると、北陸、上越など各新幹線は平常通り運転している。北陸電力によると、志賀原子力発電所に異常は確認されていない。
各地の主な震度は次の通り。震度5強=石川県珠洲市、震度4=同県能登町、震度3=同県七尾市、輪島市、新潟県上越市、富山市など。
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