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鹿児島のツル越冬地を登録 ラムサール条約、53カ所目

環境省は18日、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に、鹿児島県北部の出水平野にある「出水ツルの越冬地」が同日付で新たに登録されたと発表した。国内登録湿地は53カ所目。

登録認定証は20日にラムサール事務局から出水市に届く見通し。同日開催予定だった記念式典は、市内の2養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことを受けて2022年1月に延期する。

環境省によると、登録地は八代海に面した干拓地などを中心とした田園地帯で計478ヘクタール。冬は平均3万7千羽超のツル類やカモ類が飛来する。中でも絶滅危惧種「ナベヅル」は全世界の総個体数の約9割に当たる8千~1万羽、同じく絶滅危惧種「マナヅル」は約半数を占める2千~3千羽が毎年飛来するという。

22年11月に中国の武漢で締約国会議が開かれ、出水市長らが出席する予定。鹿児島県の塩田康一知事は「貴重な湿地が国際的に高く評価されたことを、うれしく思う。地域の皆さまによって自然環境が保全されてきたことに深く敬意を表する」とのコメントを出した。〔共同〕

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