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北朝鮮ミサイル「もうやめて」 憤る北海道・青森

(更新)

北朝鮮が18日、日本海に向けてミサイルを発射した。2022年11月にも北海道渡島大島の西約200キロの海域に大陸間弾道ミサイル(ICBM)が撃ち込まれたばかり。北海道や青森県では自治体が対応に追われ、船会社や漁協関係者は「またか」「もうやめて」と憤った。

北海道庁では発射のニュースが流れた後、危機対策課の職員らが続々と登庁した。同日夜には臨時の連絡会議も開催。目立った被害は報告されなかったが、オンラインで参加した鈴木直道知事は「渡島大島周辺は多くの漁船が操業する地域。断じて容認できない」と危機感をあらわにした。

大島の北にある奥尻島付近では新日本海フェリー(大阪市)の船が航行中だった。大島の西側は航路に含まず、同日夜、通常通り小樽港(北海道小樽市)に到着したが、同社スタッフは「またかと思った。船の安全は常に確認しているが、不安は残る」と漏らした。

青森県庁も防災危機管理課などの職員が情報収集。水産振興課によると、日本海に出漁していたイカ釣り船16隻に被害はなかったというが、担当者は「詳細は確認中」と慌ただしく話した。

同県深浦町の深浦漁協の担当者は「何ともないみたいだ」と胸をなで下ろす一方「もうやめてほしい。もし近くに落ちたら大変だ」と憤った。〔共同〕

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北朝鮮

金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。

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