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私大の学部新設審査厳格に 定員充足率低迷は不認可

文部科学省は17日、定員割れが続く私立大が学部を増やすのを防ぐため、学部新設の審査基準を厳格化する方針を公表した。既存の各学部で収容定員(1~4年生の合計)の5割を超える学生が在籍していることを新たな要件に加え、定員充足率が低い大学の学部新設は認可しないことにした。2025年度開設予定の設置認可申請から適用する。

文科省によると、政府の教育未来創造会議が22年5月、「少子化を見据え、大学全体の規模を抑制する仕組みを整備する」と提言したことを受けた措置。現在は定員充足率の最低基準がなく、定員割れの私大が新学部で学生を集めようとする動きがあった。

17日から2月15日まで新たな審査基準案へのパブリックコメント(意見公募)を実施し、正式決定する。〔共同〕

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