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建設石綿訴訟 「大きな成果だ」 原告ら喜びの声

(更新)
最高裁判決を受け、記者会見する原告団の宮島和男さん㊥(17日、東京都千代田区)

「大きな成果だ」「すべての被害救済に向けた制度実現を」――。アスベスト(石綿)による健康被害を訴える元建設作業員らが起こした訴訟で、国や建材メーカーの責任を認めた17日の最高裁判決を受け、原告らは東京都内で記者会見し、喜びの声を上げた。

東京訴訟原告団共同代表の宮島和男さん(91)は「提訴から13年。亡くなった多くの仲間に判決のことを知らせてあげたい」。声を震わせながら、「最大の望みは被害者が裁判で訴えなくても救済される制度だ」と訴えた。

東京訴訟弁護団事務局長、佃俊彦弁護士は「判決は満点ではないが、今後の同種訴訟やまだ提訴に至ってない被害者にとって力になる」。与党プロジェクトチーム(PT)がとりまとめた救済策については、小野寺利孝弁護団長は「判決とともに問題全体の解決に向けた大きな成果だ」と強調した。

一方、判決は屋外作業員に対する責任を認めなかった。原告の山本百合子さん(72)は「なぜ被害者を差別するのか。苦しみながら亡くなった主人に何と報告したらいいのか分からない」と涙を流した。

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