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列車衝突し視覚障害者死亡 駅員不在、大分・津久見

大分県津久見市のJR津久見駅構内の線路上で15日、高齢女性が特急列車にはねられ、死亡する事故があり、女性は片方の目が不自由な視覚障害者だったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。当時は駅員不在の時間帯で、県警は状況を調べている。

県警によると、亡くなったのは市内に住む無職、小島得江さん(82)。15日午後5時50分ごろ、線路上で大分発宮崎空港行き特急にちりん13号にはねられた。運転士は「線路からホームにはい上がろうとしていた」と話しており、県警は誤ってホームから転落した可能性もあるとみている。

JR九州は鉄道収入の減少から在来線の駅の無人化や駅員の配置時間の短縮を進めている。津久見駅では午後3時以降、駅員を置いていなかった。

こうしたJR九州の対応を巡っては、無人化で移動の自由を侵害されたとして、障害者が同社に損害賠償を求めた訴訟が大分地裁で係争中。

JR九州広報部は「警察の捜査に協力し、事故原因の把握に努める」とコメントした。〔共同〕

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