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愛子さま成年の記者会見「一つ一つ精いっぱい務める」

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天皇家の長女、愛子さまは17日、皇居・御所で初めての記者会見に臨まれた。昨年12月に20歳を迎え成年皇族となったことを受けて開催され、「一つ一つのお務めを大切にしながら精いっぱい務めたい」と抱負を述べられた。

記者会見は約30分で、愛子さまは手元に用意した紙にほとんど目を落とすことなく答えられた。

冒頭、最大震度6強を観測した16日深夜の東北地方の地震に触れ「亡くなられた方がいらっしゃるとうかがいまして、心が痛んでおります。ご遺族の皆様と被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます」と述べられた。

これまでの20年間を振り返り「様々な形で支えていただき、成年を温かく祝福してくださった皆様に心より感謝をお伝えしたいと思います」と謝意を示し、成年皇族となった心境を「身の引き締まる思い」と表現された。

ウクライナ情勢に関する見解を求める質問には「多くの尊い命が失われていることに、非常に心を痛めております」と述べられた。中学3年生の修学旅行で訪れた広島の原爆ドームなどで見た「目を覆いたくなるほどのとても凄惨な光景」の記憶にも触れながら、「平和への強い願いを持っております」と語られた。

国内外の関心事としては、深刻化する自然災害への懸念を示し、東日本大震災の復興支援に携わる友人を通じて「災害ボランティアにも関心を持っております」としたほか、盲導犬や聴導犬などのイベントに「心引かれる」と動物好きの一面を見せられた。

記者会見では、愛子さまを出産後に「生まれてきてくれてありがとう」と述べられた皇后さまの発言を踏まえ、「生んでくれてありがとうと伝えたい」と両親への感謝の気持ちも繰り返された。

昨年10月、結婚に伴い皇室を離れた小室眞子さんについては「物心ついたときにはすでに頼りになるお姉さまのような存在」といい、赤坂御用地での幼少期の思い出も披露。自身の結婚観を問う質問には「今まで意識したことはございません」としたうえで、「一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的」と述べられた。

愛子さまは学習院大2年生で、日本文学を専攻されている。2020年の入学以降、新型コロナウイルス禍のため通学は控え、オンラインを中心とした学生生活を送られてきた。「少しでも不安の少ない環境で、皆が有意義な学校生活を送ることのできる未来が待っていることを願っております」と話された。

成年を迎えた皇族の記者会見は誕生日に先立って開催されるのが通例だが、愛子さまは大学の課題提出などで多忙だったため、春休み期間中に日程が設けられた。

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