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旧統一教会巡る相談、開始半月で172件 金銭関連が6割

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法務省は16日、政府から日本司法支援センター(法テラス)に移管した霊感商法など宗教問題に関する相談窓口に寄せられた被害の相談状況を公表した。11月14日の運用開始から同月末までの半月で428件の相談があり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関するものは172件と約4割だった。

旧統一教会を巡る相談のうち「金銭トラブル」が最も多く6割を占めた。金銭トラブル以外では「心の悩み」が14%、「親族関係」が11%と続いた。養子縁組に関する相談もあったという。

教団以外を含めた金銭トラブルの相談件数は200件だった。支出総額が1000万円を超えるものが56件、支出時期については「1年以内」が36件だった。同省によると「占いと称して勧誘され、献金を承諾するまで帰宅させてもらえなかった」「献金すれば悪霊が取れると言われ100万円以上献金した」といった内容が寄せられた。

斎藤健法相は16日の閣議後の記者会見で「法テラスでの相談状況やその後の対応をしっかりと把握・分析し、実効的な救済に全力を尽くしたい」と述べた。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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