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お盆Uターンの予約ピーク コロナ禍、東京駅混雑なく

(更新)

新型コロナウイルス禍で迎えた2度目のお盆休み期間も終盤の15日、鉄道や空の便の上り予約数がピークを迎えた。いずれも予約状況は昨年より増加傾向にあるが、コロナ禍前の2019年に比べ大幅に減少した。各地の駅や空港では帰省先や行楽地からUターンする人の姿が見られたが、大きな混雑はなかった。

北海道の空の玄関口、新千歳空港。長女(7)を連れ、岩見沢市の夫の実家に家族3人で帰省した東京都江戸川区の女性会社員(40)は羽田行きの便を待っていた。「1人暮らしの義母が寂しがって『帰ってきて』と連絡してきたので、少し迷ったが会いに行った。久しぶりに孫の顔を見て喜んでいた」と話した。

名古屋駅の新幹線ホームでは土産物や旅行かばんを持った乗客が目立った。富山県の親族を訪ねた帰りで、温泉地観光も楽しんだ山口市のパート女性(40)は「新幹線や宿を予約した時点で、ここまで感染が増えるとは思わなかった」。大雨で在来線特急が運休し、名古屋駅までバス移動を余儀なくされた。「まさかこんなことになるとは」と疲れた表情を見せた。

東京駅でも新幹線から乗客が次々と降り立ったが、空席も多く、例年とは程遠い混み具合。東京都八王子市の女性会社員(40)は仙台市の実家へ遊びに行った長男(10)と長女(7)を迎えに来た。2年半ぶりの祖父母宅。長女は「おじいちゃんにお料理を作ってあげた」と振り返った。

プロ野球観戦で新潟市を訪れた千葉県市川市の男性会社員(22)は「雨で試合が中止になったのは残念だったが、おいしいご飯が食べられた」と笑顔。「ワクチンを2回打ったが、人混みを避けて行動した」と語った。

お盆期間中(6~17日)のJR東日本の新幹線指定席予約数は5日時点で46万席。昨年より63%増えたが、19年比27%にとどまった。同期間の東海道新幹線の指定席予約数は7月19日時点で昨年より4%減の29万席。19年比20%だった。

空の便の予約状況は8月5日時点で、全日空が昨年の約1.4倍に当たる約65万人、日航が同約1.2倍の約49万人。〔共同〕

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