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発見の骨は不明女児、DNA型が一致 山梨県警が死亡判断

(更新)

山梨県警は14日、道志村の山中で見つかった肩甲骨のDNA型が、2019年9月に家族でオートキャンプ場を訪れて行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さんと一致したと明らかにした。その上で「生命維持に欠かせない部位の骨で、美咲さんは死亡していると判断した」と説明した。美咲さんは当時、小学1年で7歳だった。

県警は同日、美咲さんを捜し続けてきた母、とも子さん(39)と父に、死亡と判断したと伝えた。不明後の足どりなど明らかになっていない点が多く、県警は山中での捜索も続けるという。

捜索ボランティアをしていた男性が4月23日、山道脇で人の頭骨の一部を発見。個人は特定されなかったが、5月12日、ミトコンドリアDNA型の鑑定で「親族関係に矛盾なし」の結果が明らかになった。

頭骨の発見場所は、美咲さんが行方不明になったキャンプ場から東に約600メートル。県警は付近の捜索を続け、枯れた沢沿いで運動靴の両足、さらに5月4日には肩甲骨も見つけ、鑑定していた。

美咲さんは19年9月21日、家族や知人と道志村の「椿荘オートキャンプ場」を訪れ、先に遊びに行った友人を追いかけた後、行方が分からなくなった。

事故と事件の両面で捜査

山梨県警が死亡したと判断した小倉美咲さん。2019年9月に行方じ不明になった後、2年半以上が経過し、山中からは本人の肩甲骨のほか、遺留品も複数みつかった。県警は事故と事件の両面から捜査を進める。

母親と友人家族ら約30人で訪れたオートキャンプ場で、美咲さんの姿が見えないことに保護者らが気付くまでは20分程度だったが、付近を捜しても見つからず、1時間後に警察に連絡した。

山中で迷った恐れがあるとして、県警は徹底して付近を捜索。木が邪魔をし、地上からも上空からも難航した。熱を感知するドローンを飛ばしたが、自衛隊を含め延べ1700人を投入した16日間の捜索で、手掛かりはつかめなかった。

一方、県警は並行し、連れ去りなどの事件も視野に捜査。不審車両の情報を集め、付近の高速道路の通行履歴を確認するとともに、家族の友人関係も調べたが、事件性を疑わせる情報は得られなかった。

そして、今年4月にボランティアが人骨を発見、事態は急変した。

結果的に、行方不明直後には発見できなかったことになるが、県警は「初動の捜索に問題はなかった」と話す。靴などが発見された沢の付近では大雨が降れば水が集まり、近くの川にまで流れ込むこともある。

県警はほかに遺留品がないか捜索を継続する。〔共同〕

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