皇居で「歌会始の儀」 天皇陛下、日常生活への願い歌に - 日本経済新聞
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皇居で「歌会始の儀」 天皇陛下、日常生活への願い歌に

新年恒例の「歌会始の儀」が18日、皇居・宮殿「松の間」で行われた。お題は「友」で、天皇、皇后両陛下が詠まれた歌のほか、1万5005首の応募作から選ばれた入選者10人らの歌が披露された。

天皇陛下は、2021年に和歌山県内の高校の吹奏楽部員らとオンライン交流した様子を「コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み」と詠まれた。新型コロナウイルス感染対策で活動を制約されながらも友人と演奏できる喜びを語る生徒らの姿をうれしく思いつつ、人々に早く日常生活が戻るようにとの願いを込められた。

皇后さまは「皇室に君と歩みし半生を見守りくれし親しき友ら」とし、22年に59歳の誕生日を迎えて人生のおよそ半分を皇室で過ごしたことに触れ、日々を温かく見守った友人らへの感謝の気持ちを詠まれた。

歌は入選者、選者、陛下に招かれた召人(めしうど)に続き、三笠宮家の彬子さま、秋篠宮妃紀子さま、秋篠宮さま、皇后さま、陛下の順に披露された。

コロナ感染防止のため、歌を披露する「披講諸役」(ひこうしょやく)はマスクを着用し、席にはアクリル板を設置。参列者数を制限するなどの対策が21、22年に続き講じられた。

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