「すずめの戸締まり」新海誠監督 揺れる国で生きていく
震災とエンタメ映画と
[有料会員限定]
東日本大震災で被災した女子高生と、災いをもたらす「扉」を閉める青年の旅を描くアニメーション映画「すずめの戸締まり」。2022年11月に公開され、観客動員数1千万人を超すヒットを飛ばしている。テーマとなった震災の発生から12年。新海誠監督に作品で災害を取り上げ続けることへの思いを聞いた。
最初に描こうと思ったのは、日本を舞台にしたワクワクする冒険物語です。どんな場所を巡ろうかと考えた時、廃虚や過疎化...
東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。