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大雨、長崎・雲仙で1人死亡 広島では川が氾濫

(更新)

活発な前線が停滞している影響で、九州や中国地方を中心に13日も大雨が続いた。猛烈な雨となった長崎県雲仙市では崖崩れに住宅2棟が巻き込まれ、女性1人が死亡し、2人が安否不明となった。

広島市に一時大雨特別警報

気象庁は同日朝、広島市に大雨特別警報を発表。午後に警報に切り替えたが、引き続き土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けた。同庁などによると、広島県三次市内で江の川が氾濫した。

広島県で線状降水帯が形成され、同じ場所で非常に激しい雨が降り続いているとして同庁は「顕著な大雨に関する気象情報」も出した。同県内に大雨特別警報が発表されたのは2018年の西日本豪雨以来となった。

広島市安佐北区と広島県の安芸高田市、北広島町では警戒レベルで最も高いレベル5の緊急安全確保が発令された。総務省消防庁によると、対象となるのは5500世帯の1万1000人超。避難指示(同レベル4)も福岡や長崎、熊本など8県の139万世帯、310万人超に出ている。

菅義偉首相は同日午前、避難や大雨・河川の状況に関する情報を国民に適時的確に提供するよう関係府省に指示した。政府は首相官邸で大雨に関する関係閣僚会議を開き、首相は国民に「少しでも危険を感じたら躊躇(ちゅうちょ)せずに避難するなど、早め早めに命を守る行動をとってほしい」と呼びかけた。

気象庁は記者会見を開き、西日本から東日本にかけて雨が降り続いており、広島市以外でも大雨特別警報を発表する可能性があると説明した。広い範囲で今後も線状降水帯が発生する可能性があるという。前線は対馬海峡付近から関東甲信にまで延び、向こう1週間程度は本州付近に停滞する見込みという。

同庁の黒良龍太予報課長は「急激に天気が悪くなり危険度が高まる可能性がある。特別警報を待つことなく地元市町村の避難情報に従い、直ちに身の安全を確保してほしい」と話した。

熊本県八代市東陽町付近では1時間に120ミリ以上の猛烈な雨を観測。気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表した。13日朝までの48時間に降った雨の量は長崎県雲仙市で730ミリ、同県島原市で540ミリ、熊本県天草市で520ミリをそれぞれ超え、いずれも観測史上最多を更新した。

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